【年収300万円でも、10年間で1000万円の資産を作る方法】その1 前提条件の明確化
まず最初に、目標達成(10年で1000万円)の前提条件を提示しておきたいと思います。収入については年収300万円とタイトルで明示していますので、この章では他の項目を明確にしてきます。
ざっくり書くと、以下の3点になります。
- スタート時点で借金やローン等が無い
- 扶養家族がいない
- 投資による収益は、年収に含めないことにする
1つ目と2つ目は、要するに問題を「今の、あなた」に絞らせてほしいということです。 3つ目は、ある程度お金が貯まってきた段階で投資することを前提にしているからです。
もちろん、これらの前提条件を満たさなくても一定の成果は出ます。 しかし、目標達成は厳しくなると思います。
では、それぞれの条件について詳しく書いていきます。
スタート時点で借金やローン等が無い
当シリーズでは、基本的に借金やローン等は認めていません。なので、スタート時点でこれらの返済が残っている状況では、目標達成は約束出来かねます。 あと、5章あたりで、簡単な計算をして予算を組む……みたいなことをする計画ですので、月々のローン返済があると話が非常にややこしくなります。
なので、申し訳ありませんが借金やローン等がある方は完済して、身奇麗な状態でスタートすることを前提条件とさせて下さい。
扶養家族がいない
扶養家族に毎月送金していたり、実家に多額のお金を入れているような状況だと、ローンの返済が残っているのとほとんど変わらなくなってしまいます。
それ以上に問題となるのは、扶養家族は、あなたと同じ財布を使っているということです。本シリーズで提案する方法は、時にかなり厳しいものがあり、目標達成のためには確実に守ってもらう必要があります。 「他の誰かに決め事を守らせる」ということについて、本シリーズでは一切言及しません。
なので、申し訳ありませんが、扶養家族がいないことを前提条件とさせて下さい。
投資による収益は、年収に含めない
念のために言っておきますが、普通は含めます。
本シリーズでは、「年収300万円でも……」とうたっている以上、収入を増やすことは考えに入れません。基本的には支出を削って資産を増やすことに注力するわけですが、正直……それだけだと10年で1000万円は厳しいです。 なので、ある程度貯蓄が出来た段階で、一部を投資に回して増やすことで目標達成を目指す方法を提案するつもりです。
ここで、投資による収益を年収に含めると、場合によっては「年収300万円」をオーバーする可能性がありますので、投資による収益は年収に含めないことを前提条件とさせて下さい。
「前提条件」という名目のいいわけは以上になります。
次回から、1000万円の資産形成を目指して記事を作成していきます。 よろしくお願いします。