HiHiの雑多な本棚

本の感想と、お金の話。

相沢沙呼

相沢沙呼『ココロ・ファインダ』(光文社)

写真部に所属する4人の女子高生の心の動きを綴った短編連作。 メインの登場人物を固定しておき、一人称で主人公を変えながら展開するのが新鮮で、他人から見ると羨ましく見えるキャラクターも色々と抱えるものがある……ということが徐々に分かってくるのが面…

相沢沙呼『雨の降る日は学校に行かない』集英社e文芸単行本

大体タイトルから予想できるかと思いますが、不登校や保健室登校、いじめなど、少し普通から外れた中高生の女の子達を書いた短編集です。 著者がリアルにこんな体験をしたのか?と思えるほどに生々しく、話によってはちょっと暗鬱な気持ちになりました。 大…