『栞子さんの本棚 ビブリア古書堂セレクトブック』（角川文庫）

『ビブリア古書堂の事件手帖』に出てくる作品の元ネタを集めた本。当たり前ですが日本文学と外国文学の名作がズラリです。 一つ注意しないといけないのは、短編は全文収録されていますが、長編は抜粋……というか最初の数ページのみの収録で、「続きはウェブで」感ありありですｗ 元ネタが気になる人は買ってみるのもありだとは思いますが、全文が収録されていないものがある以上、５５２円は高いのではないかと思います。２００円～３００円ぐらいでいいんじゃないかなあ。私は例の株主優待で入手したのですが、正直お金を出してまでは買わないと思います。 ちなみに、収録された作品の中では『落穂拾い』と『たんぽぽ娘』が気に入りました。『たんぽぽ娘』については、ロバート・F・ヤングの短編集を購入しましたので、感想は又今度。