HiHiの雑多な本棚

本の感想と、お金の話。

荻原規子『RDG レッドデータガール2 はじめてのお化粧』(カドカワ銀のさじシリーズ)

結局、泉水子も深行も鳳城学園に入学し再開するのですが、特にお互いが親密になるというわけでもありません。学園の寮に入った泉水子はルームメイトに気に入られ、少しずつですが交友関係が広がります。しかし、彼女がクラスメートの正体を見破ったことから…

荻原規子『RDG レッドデータガール1 はじめてのお使い』(カドカワ銀のさじシリーズ)

山奥の隔絶された神社で生まれ育った泉水子(いずみこ)は、中学三年生になった春、突然現れた父の友人に突然東京の高校への進学を勧められひどく困惑してしまいます。しかも、彼の息子を下僕としてあてがうと告げられ、なし崩しに一つ屋根の下で住むことに…

庵田定夏『アオイハルノスベテ』(ファミ通文庫)

庵田定夏『アオイハルノスベテ』(ファミ通文庫) の感想です。

中田永一ほか『十年交差点』(新潮文庫NEX)

中田永一ほか『十年交差点』(新潮文庫NEX) の感想です。アンソロジーでどれも楽しむことができました。

「基本無料 課金あり」を、どう捉えるべきなのか?

「基本無料 課金あり」を、どう捉えるべきなのか? について書きました。

幾谷正/Funny Creative『アーマードール・アライブ1』(BWインディーズ)

幾谷正/Funny Creative『アーマードール・アライブ1』(BWインディーズ)の感想です。

【年収300万円でも、10年間で1000万円の資産を作る方法】その3 情報を取捨選択する

情報化が進み、様々な情報が雑多に溢れる現代。 ただ受信しているだけでは、目標に向かって進もうにも大きく攪乱される可能性があります。 特に、本シリーズで目指している資産形成は情報というのが非常に重要で、雑多な情報に惑わされていると相当に不利に…

【年収300万円でも、10年間で1000万円の資産を作る方法】その2 あなたの周囲は、あなたにお金を使わせたいという意図で満ちている

第2回目は心構えの話です(実践は次回から!) タイトルに書いていることを理解して頂ければ十分なのですが、実感がわかないと思いますし、記事が真っ白というのも体裁が悪いので(笑)具体的に書きたいと思います。 さて、私たちの周りでは様々なマーケテ…

【年収300万円でも、10年間で1000万円の資産を作る方法】その1 前提条件の明確化

まず最初に、目標達成(10年で1000万円)の前提条件を提示しておきたいと思います。収入については年収300万円とタイトルで明示していますので、この章では他の項目を明確にしてきます。 ざっくり書くと、以下の3点になります。 スタート時点で借…

泉鳴巳『琥珀色のレミニセンス』NI-BOOKS

受験戦争を乗り越えて晴れた大学生となった主人公。しかし、大学に入ってもこれといってやりたいこともなく、サークルにも入らずアルバイトもせず、暇を持て余していました。ゴールデンウィークにも特に予定が無かったので、何をしようかと考えながら自転車…

三月『ひなこのーと3』(MFCキューンシリーズ)

この巻は水着回でしょうかw 変わらず肉感的で良いと思いますww ……えぇと、変わらぬ安定の日常系ですね。海に行くエピソードの他にも、ゆあちゃんの家族が出てきたりして面白いです。 しかし、私が一番印象に残ったのは劇場に演劇を観に行くお話でした。 …

嵩夜あや『少女義眼工学士・青のベルベット』(BWインディーズ)

女子高に入学した主人公。数少ない友人の一人に一緒に帰る約束をすっぽかされてしまいます。 あてもなく校内を彷徨っていると、不思議な建物を見つけます。そして、同じく不思議な女生徒に声をかけられるのでした。 漂うミステリアスな雰囲気が良いですね。…

水月さなぎ『ちび龍といっしょっ!4』(いるかネットブックス)

エリスと共に温泉でゆっくりするために温泉街にやって来たアッティカですが、やっぱりトラブルに巻き込まれることになります。 火龍の「リオ」が持ってきた依頼はとてもやっかいなものでした。アッティカは必死で解決方法を探るものの、解決の目処が立たなく…

【年収300万円でも、10年間で1000万円の資産を作る方法】その0 お金を貯める目的を決める3つの指針

資産形成の話をする前に、お話しておきたいことがあります。 それは、何のために貯めるのか?ということです。 タイトルに引かれてこの文章を読まれている方の相当数が「余裕が欲しい」「将来が不安」「金持ちになってみたい」というような目的を設定すると…

水月さなぎ『ちび龍といっしょっ!3』(いるかネットブックス)

前の巻までのほのぼの日常から打って変わって、シリアスな事件を解決するストーリーです。 ほんの少しミステリ風味ですが、謎解きがてんで苦手な私でも分かってしまうほどの謎なので、分かる人も多いでしょう。 エリシエルの影響力や凄さが少しずつ明らかに…

水月さなぎ『ちび龍といっしょっ!2』(いるかネットブックス)

前半はほのぼのとした日常なのですが、後半はエリスが誘拐されてしまって……と少しショッキングな展開。その落差に驚くと共に、エリスの非人間性が浮き彫りになる感じです。 しかし、作者は本当に悪人に対して容赦ないですねw アッティカの影がちょっと薄い…

水月さなぎ『ちび龍といっしょっ!1』(いるかネットブックス)

薬師のアッティカは、水龍の痕跡を探して山の中を彷徨っていると、偶然にも本物の水龍に遭遇します。水龍の卵を盗賊(?)から取り戻し、卵から孵る瞬間に立ち会うことになるのですが、生まれた子供に懐かれることに……。 エリスちゃん可愛いよエリスちゃん!…

三月『ひなこのーと2』(MFCキューンシリーズ)

ひな子のお母さんが舞台を見るために上京することになり、成功させるために頑張るエピソードがメイン。劇団「ひととせ」の団員とも仲良くなり、心温まるお話です。 エロさも磨きがかかってて……何ていうか三月さんの絵柄はむっちりしていてエロいですww 参…

水月さなぎ『ラストテイル・オンライン2』(BWインディーズ)

1巻とほぼ変わらない感じで展開。最終話でちょっとシリアスな展開ありますが、ラストということもなくこの巻は終了です。筆者いわく、これで一区切りとのこと。 ギャグとエロは変わらず面白いのですが、魔王様がAIであるという設定があまり活かされていない…

相沢沙呼『ココロ・ファインダ』(光文社)

写真部に所属する4人の女子高生の心の動きを綴った短編連作。 メインの登場人物を固定しておき、一人称で主人公を変えながら展開するのが新鮮で、他人から見ると羨ましく見えるキャラクターも色々と抱えるものがある……ということが徐々に分かってくるのが面…

三月『ひなこのーと1』(MFCキューンシリーズ)

田舎育ちで口下手な主人公ひなこが、都会の高校に進学するのをきっかけに一人暮らしを始め、演劇同好会に入ることで自分を変えていこうとする物語。 ……と書くとすごい成長物語に聞こえてしまいますが、萌え4コマに少しストーリーを持たせたような構成で、ほ…

水月さなぎ『ラストテイル・オンライン1』(BWインディーズ)

book walkerのサイトで目次を見て吹き出して、ついつい購入w よくあるライトノベルっぽい文体は苦手なんですが、100円ぐらいであれば許容してしまいます。 オンラインゲームで「魔王の卵」というレアアイテムを入手した主人公。友人と相談しながら魔王を…

相沢沙呼『雨の降る日は学校に行かない』集英社e文芸単行本

大体タイトルから予想できるかと思いますが、不登校や保健室登校、いじめなど、少し普通から外れた中高生の女の子達を書いた短編集です。 著者がリアルにこんな体験をしたのか?と思えるほどに生々しく、話によってはちょっと暗鬱な気持ちになりました。 大…

水生大海『ランチ合コン探偵』(実業之日本社)

タイトルそのまんまの内容です。仕事が出来てルックスも良いけど彼氏がいない麗子と、地味で一風変わっていて鋭い洞察力を持つゆいかの二人が、ランチタイムで合コンする男性から聞いた謎を解決する内容。ゆいかが探偵役ですね。 正直、自分には合わないだろ…

清瀬赤目『アンネッタの散歩道3(完結)』(まんがタイムきららコミックス)

ついにアンネッタと3人の妖精たちが出会います。本来なら人間は妖精を認識できないので、出会ったらどうなるのか……という期待と不安で盛り上がりました。 3巻から登場した新キャラもいて、コミカルで面白いです。 ラスト前にちょっと暗く沈む展開になりま…

水月さなぎ『猫と聖女と魔法使い1』(BWインディーズ)

魔女の弟子に取られ修行を積んでいたアリスですが、魔女の私欲から命を取られそうになり、返り討ちにしてしまいます。孤独に耐えられなくなって悪魔を召喚するのですが……。 内容的にはよくあるファンタジーですが、異世界転生を上手い具合に織り交ぜています…

水生大海『運命は、嘘をつく』(文藝春秋)

「運命の人」を巡るミステリ。ただ、冒頭で犯人が分かる構成のため、どちらかと言えばホラーに近いのかもしれません。 犯人が分かっているので、「近づいちゃダメー!」「それは罠だよ!」とハラハラしながら読むのが正しいのでしょうが、正直、私には合いま…

水生大海『夢玄館へようこそ』(双葉文庫)

古いアパートを改築して店舗(作中ではショッピングモールと呼んでいるがとてもそうは見えない)としている「夢玄館」。そこに住む個性的なショップオーナー達と、管理人代理の主人公が起こす騒動を描いたミステリ。 ミステリなので謎解き要素が当然あるわけ…

佐藤明機『パラダイスバード』(バンチコミックス)

古びたビルの中の寂れたショッピングモールに、主人公の女性が引っ越してくるところから始まります。祖父の古書店を継いで経営を再開するのですが、周りは変人ばかり、更にはどんどん非日常に寝食されていきます。 内容的には日常が淡々と続くだけなのですが…

双見 酔『魔法少女なんてもういいですから1』(アース・スター コミックス)

どこにでもいる中学生の女の子ゆずかは、生ゴミを漁っていた奇妙な生物に「魔法少女の素質がある」と突然話しかけられます。なりゆきで魔法少女にさせられてしまうのですが、特に使命もやることも無いことが分かったのです……。 魔法少女になったものの、コス…